さて、長女の側弯症について、治療決定から装具治療を暮らしの中に受け入れるまでをあれこれ書いてきました。 これまで、主に長女と私の動きについて書いてきましたが、今回は「この間に夫は何をしていたのか?」について、夫のこれまでの「両立の山登り」を振り返りつつ記載します。 結論から言うと、 ① 医師の説明... 続きをみる
WLB無間地獄のブログ記事
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「ポチ」との楽しい生活にも慣れた長女ですが、実際生活するにあたり、医師や看護師など「医療サイドの人」の指示が「いかに現実離れしているか」ということについて、個人的なな見解を我が家のエピソードも添えつつ記載します。医療者の方に若干の注文付きですがご容赦ください。 「23時間装具をつけてください」 ... 続きをみる
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「自分の子どもと、自分自身の人生とどちらが大事か」という問いに、即座に答えられる人、いますか? 私は別に仕事優先主義ではありません。仕事も家族も大切です。当然です。 仕事は飯のタネでもありますし、何より自分だけではできない。社会的に影響を与える事業やプロジェクトをチームで実行することは、本当に苦労... 続きをみる
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装具治療までには、受診&採寸&作成→試着→医師の診察→修正 という4段階があります。 同時に、先天性の障害がないか、検査のための受診が必要となります。 我々にはこの5つの項目を、2週間でコンプリートするミッションが課せられました。 さて、その受診の条件ですが、 それなりに大きな医療機関のため、平日... 続きをみる
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さて、先だって、ギプス室での②~④までの仕事や学校の調整について記載しました。 長女は割とすんなり調整がついたのですが(短縮授業&夏休みを利用し上手に受診)、 私は代理の人間を探し、限られた時間で企画を練り、調整会議を開くという日々を送らざるをえず。そして、いくら家庭と仕事の両立に理解がある職場と... 続きをみる
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前回、専門病院受診に向けて、家族・職場・その他に協力を依頼しておりました。 今回はその結果というか、経過について記します。 この病院は国内1・2を争う側弯症の治療実績を誇り、先生方は海外専門医とのコンタクトを取りながら日々治療とともに研究を重ね、様々なお弟子さんが旅立っている、そんな病院です。 我... 続きをみる
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側弯症は、長期に経過を観察するため定期的に受診する必要があり、そのたびに我が家の場合だと半日仕事になる(北海道や沖縄など、もっと遠方からきている方はたぶん2泊3日コースだと思う)。 将来的に大きな手術となるかもしれないことを考えると、 本人の学校に理解と協力を求めることはもちろん、家族が何をどの程... 続きをみる
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2014年5月、医師に思い切り叱責された。 診察室のPC横のモニターには、胸椎・腰椎ともにCobb角40度程度、美しいダブルカーブの脊椎レントゲン写真が映し出されていた。 これが長女の背骨か。 叱責されるまま、言葉もなかった。 理由はどうあれ、受診を怠り、病気の進行に気づけなかったのは私なのだから... 続きをみる