主治医に泣きを入れる(装具治療開始後1回目受診)
引きこもりから脱し、もともと家にいるのが大好き!な長女は、ポチとの距離もだんだん近づき、日焼けとは全く無縁の夏休みを過ごしておりました。
ただ、引きこもり時にポチ装着条件を親の一存で勝手に決めていたので、装具治療開始後1回目の受診は「先生に怒られるかもなあ」とかなりどきどきでした。
主治医にこれまでの経緯を説明、合わせて家庭環境もあり、装具治療の時間が十分ではない状態であることを伝え、今後どのようにすればよいか相談しました。
主治医は「そうだよねえ」と理解を示してくれ、今の生活環境の中で、本人が納得して一番長く装具を着用できる生活を一緒に考えてくれました。
内心、もう少し親としての努力を求められるのではと覚悟していたので、退職することも
念頭において受診にのぞんでいたのですが無用な心配となりました。
結果として「入浴、親帰宅後、朝の着替えまで。12時間目標」で了解となりました。
ほっとしました。
その後、装具についての効果と使用感を確認。
装具は効果があるところにパッドが効いているということで、一安心。
こちらからの、
「前後の出っ張りが大きいのではないか」
「座っていると、太ももに装具が食い込み痛い」という訴えに対し、
「前後弯があるから、どうしても幅が出てしまいますが、パッドの厚みやパッド留めの位置などで工夫しましょう。太ももの件は、切り口を切ってカーブをつくるなどしてある程度対応できます」とのことで、速攻で義肢装具士と打ち合わせ、その後長い時間をかけて装具士さんがフィッティング(修理?)してくださいました。
結果、ほかの子と比べて出っ張りが小さいわけではありませんが、だいぶ体にフィットしたことと、座ってもそこまで太ももが痛くないことになり、今日の時点では一件落着となりました。
装具については、装着時間が短ければ効果が薄い(ほとんどないという医療者もいる)のですが、主治医は「今の生活なら、家にいる間はつける」で行きましょう」としてくれました。もちろん、装具着用をしないことのリスクをこちらに伝えたうえです。
ここが「この主治医となら、うまくこの病気をと付き合える」と感じた瞬間です。
次回は3か月後の受診。
「家の中だけでなるべく長くポチと付き合う」生活が始まりました。
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