すべての山に登れ 戦闘系ワーママのWLB日記(側弯症の子と家族と仕事と私)

パワハラやマタハラなんて概念もない時代から、妊娠・出産・育児(現在進行形)を何とか乗り切って生きてきた、周回遅れのオバサン管理職。
子育てもひと段落し、ほっとしたところで判明した、子どもの病気=特発性脊柱側弯症。
病気の進行&手術&看病そして成長の記録や、「子育て」+「子どもの病気&看病」を中心に「そんな状況でまだ働くの?」という邪気のない問いにより気づかされた「WLB」という名の無間地獄まで、幅広く繰り広げられる各方面との戦いの日々を、思いつくままに書いていきます。

三原舞依選手 おめでとうございます!(便乗)

今日は休暇で、ここもお休みにしようと思っていたのですが…


三原舞依選手、フィギュアスケート四大陸選手権 優勝おめでとうございます!


不覚にも、先ほどまで涙が止まりませんでした。


というのも、彼女が若年性の関節炎という、体中の関節が謎の炎症を起こす(当然、それに伴う痛みや発熱なども起こる)難病で闘病中である状況で今大会出場する、ということを知っていたからです。


彼女のような、世界を目指すスポーツ選手にとって、関節の難病を患うということがどれほど辛いことだったか。
そこから決して楽ではない治療を受け、競技の場に復帰できるまで、治療を、競技を、人生を、投げ出すことなく復帰されるまでの苦悩がいかほどだったか。


本当にお察しすることししかできないのですが、見事に競技者として復活された彼女と、それを支えたご家族、関係者の皆さまを心から尊敬します。


本当におめでとうございました。


関節に負荷をかけることは、この病気にとってよくないことと存じています。
(妹の「謎の関節炎」発症の時に色々調べまくったので)


だからこそ、お身体を大切に、そして、悔いのない、納得のいく人生を歩まれることを、本当に僭越ですが、心からお祈りしております。


実は我が家は長女だけでなく、難病や障害者が集う一族です。
(おいおい記載するかもしれないと思っていましたが、あっさり書いちゃいましたね)
家族の誰かが、病や障害に負けそうになることなど、四六時中発生しています。
そして実際、負けてしまうこともあります。
家族がお互い、支えあって生きています。
そしてそれぞれが、自分の病気や障害と折り合いをつけて、人生を過ごしています。


今現在、長女が自分の病気を正面から受け止めて生きているのは、そんな一族をみて育ったからかもしれません。


病気や障害込みの「自分」なんだから、それをデフォルトとしてベストを尽くす。
たとえ平凡でも、あるいはポンコツな人生でも、いいんです。
やりたいこと、できることを精一杯トライすることが「生きること」だと私は思っています。


健康であることが当たり前で生きていられることは、奇跡。

もう一度言わせてください。
三原舞衣選手、本当におめどうございます。
これからの彩りある人生と、なにより健康で過ごされることをお祈りしています。


あなたを心から尊敬するおばさんより。